翻訳 モダンBGtWについて
2014年8月22日 趣味モダンのシーズンが最高潮だ
モダンはいい とてもいい x=7の啓示を連続で撃たれたり、《世界を目覚めさせるもの、ニッサ》だけに理不尽に負けるゲームが少ないからだ
コンボもあればビートもある コントロールだってもちろん勝てる 一枚のカードパワーに頼らないで、デッキ全体が指向性を持たないと勝てないモダンという環境はまさに今が一番面白い
だが、どんなデッキでもブレイアブルになる可能性があるということは、どんなデッキの対策もしないといけないということだ モダンで勝ち目のあるデッキを考えたら枚挙にいとまがない それこと殻のパターンを全部想定してサイドボードを取るだけで15枚は使うだろう 一部の赤単のバーンや親和などのデッキは指向性を持ちすぎて相手への対応力も少ないしね
そんな中でボクがブレイアブルだと感じて、一番どんなデッキでも負けにくいと感じたのがBGジャンクに白を足した形だった
BGは前の環境にあったジャンドの流れを組むいわゆる「負けにくいデッキ」だ
ボードコントロールをしながら1対1交換を繰り返し、最終的に自分は1対1交換しにくいカードでじわじわとライフを詰める
デッキの性質上、BGジャンクは消耗戦の末にトップ勝負になりやすい
《闇の腹心》が生き残らない限りアドバンテージで差をつけるのが難しいからね
んん?アドバンテージ勝負?だったらいい奴が黒にはあったはずだ
そう、最近解禁された2マナのイカすやつさ
クリーチャー (13)
漁る軟泥 3
闇の腹心 4
タルモゴイフ 4
台所の嫌がらせや 2
呪文 (23)
苦花 3
殺戮の契約 1
四肢切断 1
突然の衰微 3
コジレックの審問 3
思考囲い 3
未練ある魂 3
大渦の脈動 2
ヴェールのリリアナ 4
土地 (24)
沼 2
森 1
新緑の地下墓地 4
湿地の干潟 4
地盤の際 3
寺院の庭 1
黄昏のぬかるみ 1
神無き祭殿 1
草むした墓 2
樹上の村 4
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ 1
サイド
最後のトロール、スラーン 1
修復の天使 2
コジレックの審問 1
思考囲い 1
忍びよる腐食 2
残忍なベイロス 2
ゴルガリの魔除け 2
疑念の影 2
サディストの聖餐 1
イニストラードの君主 ソリン 1
何も、ハンデスからの苦花というゴールデンルートが使えるのは妖精だけじゃない
むしろハンデスからのタルモゴイフも選択肢にある分BGのほうが上手く使えるはずだ
このデッキの動きの解説をしよう 君は適当なターンにハンデスを打って、あとは2マナの生物(ときどき3マナの生物)に任せていればいい-それだけだ
手札に抱えた《やっかい児》をいつキャストするべきかとか、《出産の殻》は何マナで起動するかなんてやっかいなことは考えなくていい
ボクが苦花を採用した理由は3つある
一つ目はさっき説明した通りに消耗戦に強いからだ 2ターン目に置けばそれだけで勝てるデッキもあるし、同型の衰微くらいでしかメインで割られることはないだろうね
二つ目は親和が環境に増えているからだ ハサミだかタルモゴイフだかを使った親和が結果を残して、今のメタゲームは親和だらけになっている
早いデッキが増えたならライフを傷つける苦花はアンブレイアブルなのでは?と思った人もいるだろう
確かにzooみたいな早いデッキには苦花はアンブレイアブルかもしれないが、親和は頭蓋囲いからの一撃死、ないしは2撃死を狙ってくるデッキだ
トランプルを持つことはほとんどなく、蛾どもと相打ちをとれるトークンを毎ターン出すというのは想定しうるカードの中で最も親和にとって防御的だった
3つ目は飛行生物への回答だ
今までのBGだと《未練ある魂》を使わない限り飛行生物は止められなかった いくらタルモゴイフがデカくても一度に3体の飛行トークンを出すようなデッキの前では無力だったからね だけど苦花なら一枚程度の幽体の行列なんかに決して負けやしない なんせ毎ターン飛んでる生物が出てくるんだ!!
確かに苦花をメインで使うことで、《台所の嫌がらせや》をメインに数枚入れないといけないというデメリットはある だが、こいつは単体でも充分に強いし、デッキパワーを下げるほどのカードじゃない
もしも君が何か宗教的な理由でこの妖精を生み出すエンチャントをフェアリーかトークンでしか使ってはいけないと信じ込んでいないのなら、《苦花》は試すに値するカードだと思う
メインデッキはかなり僕の好きな構成になってきたね!消耗戦に強くするならとことんアドバンテージの取れるカードだけで固めないと意味がない 中々骨太そうなデッキだ
次はサイドボードを試してみよう
対親和
君がGP神戸に出るならまずは親和のことを何よりも考えないといけない
ハンデスからの苦花が一番輝くマッチアップだが、それでも厳しいときもある
アウト
殺戮の契約1
思考囲い3
イン
忍び寄る腐食2
ゴルガリの魔除け2
このデッキとのマッチアップは第一ターン以外にハンデス打つ以外あまりタイミングがないから適正枚数の3で充分だ (2t以降、君は延々とチャンプブロッカーを用意するハメになるからね!)忍び寄る腐食は自分の苦花まで壊してしまうが打てれば勝ちが約束されている
むしろこの勝負はGW側がかなり防御的に回るのが前提になり、苦花は忍び寄る腐食にたどり着くまでのカードになる
対殻
殻は種類が豊富だが今回は殻ということで一つにまとめさせてもらう メインはしっかり守れば勝てるだろうが、サイド後は相手がプランを変えてくる可能性がある どんなサイドボードでも対応出来るようなプレイを心がけよう
アウト
突然の衰微3
イン
疑念の影2
サディストの凄惨1
以外かもしれないがこのデッキに突然の衰微はあまり効かない(マナクリから2ターン目に出てくる出産の殻をドヤ顔で壊そうとしているプレイヤーを見たことがあるが、残念!それは4マナのカードなんだぜ!)
それよりも、相手がゲーム中にサーチしてくる回数は限られてる(多くても3回ほどだろう)そのどれか一回でも疑念の影で止めてやればゲームプランはズタボロだ
最初は疑念の影を使うことを僕も疑念を覚えた(おっと、君がワフォタパなら今のは笑うところだ!)が、ハンデスでゲームプランを立てやすいこのデッキは必ず相手の2マナ以上のカードと交換が出来る
サディストの聖餐
は勝ちカードを散らしていたり、パーツを3枚以下しか入れてないデッキにはとても聞くカードだ
対双子
相手が双子だった場合、君がBGでメインを取るのは難しくないはずだ 最近はクロックパーミッションの動きをする形も減ったらしい あとは純粋にコンボを邪魔してやればいい
アウト
苦花 3
台所のいやがらせや 2
イン
思考囲い 1
コジレックの審問 1
サディストの聖餐 1
ゴルガリの魔除け 2
残念ながらこのマッチアップでは苦花が殆ど役にたたない 毎ターントークンを出すのが強い勝負にはならないからね
同様の理由でアドが稼げるだけのキッチンも解雇だ 軟泥もほんとはサヨナラしたいがSCMの可能性がある以上抜くのは得策じゃない
他のコンボデッキと違ってカードをサーチはして来ないから疑念の影はあまり意味がないだろう その代わりに相手のタフネス1をゴルガリの魔除けが掃除してくれる
サディストの聖餐はここでも輝くカードだ サイドから入ってくるであろう殴打頭蓋なんかを抜いてやればもう勝ちはあと少しだ
モダンは様々なデッキがある
もちろんその殆どがトーナメント級であり、一番強いデッキなんかわからない
それでももし、僕が今選ぶベストなデッキと言ったら、間違いなくこのデッキを持っていくだろう
たまには元禁止カードの強さに溺れて、GPを蹂躙するのはどうだろうか?!(《集団疾病/Illness in the Ranks 》だけは勘弁な!!!!!!!)
編注 さちこさんが原文の八戸語で書いたものを日本語に直したものです 外国、またプロプレイヤーなどとこの翻訳は一切関係ありません
モダンはいい とてもいい x=7の啓示を連続で撃たれたり、《世界を目覚めさせるもの、ニッサ》だけに理不尽に負けるゲームが少ないからだ
コンボもあればビートもある コントロールだってもちろん勝てる 一枚のカードパワーに頼らないで、デッキ全体が指向性を持たないと勝てないモダンという環境はまさに今が一番面白い
だが、どんなデッキでもブレイアブルになる可能性があるということは、どんなデッキの対策もしないといけないということだ モダンで勝ち目のあるデッキを考えたら枚挙にいとまがない それこと殻のパターンを全部想定してサイドボードを取るだけで15枚は使うだろう 一部の赤単のバーンや親和などのデッキは指向性を持ちすぎて相手への対応力も少ないしね
そんな中でボクがブレイアブルだと感じて、一番どんなデッキでも負けにくいと感じたのがBGジャンクに白を足した形だった
BGは前の環境にあったジャンドの流れを組むいわゆる「負けにくいデッキ」だ
ボードコントロールをしながら1対1交換を繰り返し、最終的に自分は1対1交換しにくいカードでじわじわとライフを詰める
デッキの性質上、BGジャンクは消耗戦の末にトップ勝負になりやすい
《闇の腹心》が生き残らない限りアドバンテージで差をつけるのが難しいからね
んん?アドバンテージ勝負?だったらいい奴が黒にはあったはずだ
そう、最近解禁された2マナのイカすやつさ
クリーチャー (13)
漁る軟泥 3
闇の腹心 4
タルモゴイフ 4
台所の嫌がらせや 2
呪文 (23)
苦花 3
殺戮の契約 1
四肢切断 1
突然の衰微 3
コジレックの審問 3
思考囲い 3
未練ある魂 3
大渦の脈動 2
ヴェールのリリアナ 4
土地 (24)
沼 2
森 1
新緑の地下墓地 4
湿地の干潟 4
地盤の際 3
寺院の庭 1
黄昏のぬかるみ 1
神無き祭殿 1
草むした墓 2
樹上の村 4
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ 1
サイド
最後のトロール、スラーン 1
修復の天使 2
コジレックの審問 1
思考囲い 1
忍びよる腐食 2
残忍なベイロス 2
ゴルガリの魔除け 2
疑念の影 2
サディストの聖餐 1
イニストラードの君主 ソリン 1
何も、ハンデスからの苦花というゴールデンルートが使えるのは妖精だけじゃない
むしろハンデスからのタルモゴイフも選択肢にある分BGのほうが上手く使えるはずだ
このデッキの動きの解説をしよう 君は適当なターンにハンデスを打って、あとは2マナの生物(ときどき3マナの生物)に任せていればいい-それだけだ
手札に抱えた《やっかい児》をいつキャストするべきかとか、《出産の殻》は何マナで起動するかなんてやっかいなことは考えなくていい
ボクが苦花を採用した理由は3つある
一つ目はさっき説明した通りに消耗戦に強いからだ 2ターン目に置けばそれだけで勝てるデッキもあるし、同型の衰微くらいでしかメインで割られることはないだろうね
二つ目は親和が環境に増えているからだ ハサミだかタルモゴイフだかを使った親和が結果を残して、今のメタゲームは親和だらけになっている
早いデッキが増えたならライフを傷つける苦花はアンブレイアブルなのでは?と思った人もいるだろう
確かにzooみたいな早いデッキには苦花はアンブレイアブルかもしれないが、親和は頭蓋囲いからの一撃死、ないしは2撃死を狙ってくるデッキだ
トランプルを持つことはほとんどなく、蛾どもと相打ちをとれるトークンを毎ターン出すというのは想定しうるカードの中で最も親和にとって防御的だった
3つ目は飛行生物への回答だ
今までのBGだと《未練ある魂》を使わない限り飛行生物は止められなかった いくらタルモゴイフがデカくても一度に3体の飛行トークンを出すようなデッキの前では無力だったからね だけど苦花なら一枚程度の幽体の行列なんかに決して負けやしない なんせ毎ターン飛んでる生物が出てくるんだ!!
確かに苦花をメインで使うことで、《台所の嫌がらせや》をメインに数枚入れないといけないというデメリットはある だが、こいつは単体でも充分に強いし、デッキパワーを下げるほどのカードじゃない
もしも君が何か宗教的な理由でこの妖精を生み出すエンチャントをフェアリーかトークンでしか使ってはいけないと信じ込んでいないのなら、《苦花》は試すに値するカードだと思う
メインデッキはかなり僕の好きな構成になってきたね!消耗戦に強くするならとことんアドバンテージの取れるカードだけで固めないと意味がない 中々骨太そうなデッキだ
次はサイドボードを試してみよう
対親和
君がGP神戸に出るならまずは親和のことを何よりも考えないといけない
ハンデスからの苦花が一番輝くマッチアップだが、それでも厳しいときもある
アウト
殺戮の契約1
思考囲い3
イン
忍び寄る腐食2
ゴルガリの魔除け2
このデッキとのマッチアップは第一ターン以外にハンデス打つ以外あまりタイミングがないから適正枚数の3で充分だ (2t以降、君は延々とチャンプブロッカーを用意するハメになるからね!)忍び寄る腐食は自分の苦花まで壊してしまうが打てれば勝ちが約束されている
むしろこの勝負はGW側がかなり防御的に回るのが前提になり、苦花は忍び寄る腐食にたどり着くまでのカードになる
対殻
殻は種類が豊富だが今回は殻ということで一つにまとめさせてもらう メインはしっかり守れば勝てるだろうが、サイド後は相手がプランを変えてくる可能性がある どんなサイドボードでも対応出来るようなプレイを心がけよう
アウト
突然の衰微3
イン
疑念の影2
サディストの凄惨1
以外かもしれないがこのデッキに突然の衰微はあまり効かない(マナクリから2ターン目に出てくる出産の殻をドヤ顔で壊そうとしているプレイヤーを見たことがあるが、残念!それは4マナのカードなんだぜ!)
それよりも、相手がゲーム中にサーチしてくる回数は限られてる(多くても3回ほどだろう)そのどれか一回でも疑念の影で止めてやればゲームプランはズタボロだ
最初は疑念の影を使うことを僕も疑念を覚えた(おっと、君がワフォタパなら今のは笑うところだ!)が、ハンデスでゲームプランを立てやすいこのデッキは必ず相手の2マナ以上のカードと交換が出来る
サディストの聖餐
は勝ちカードを散らしていたり、パーツを3枚以下しか入れてないデッキにはとても聞くカードだ
対双子
相手が双子だった場合、君がBGでメインを取るのは難しくないはずだ 最近はクロックパーミッションの動きをする形も減ったらしい あとは純粋にコンボを邪魔してやればいい
アウト
苦花 3
台所のいやがらせや 2
イン
思考囲い 1
コジレックの審問 1
サディストの聖餐 1
ゴルガリの魔除け 2
残念ながらこのマッチアップでは苦花が殆ど役にたたない 毎ターントークンを出すのが強い勝負にはならないからね
同様の理由でアドが稼げるだけのキッチンも解雇だ 軟泥もほんとはサヨナラしたいがSCMの可能性がある以上抜くのは得策じゃない
他のコンボデッキと違ってカードをサーチはして来ないから疑念の影はあまり意味がないだろう その代わりに相手のタフネス1をゴルガリの魔除けが掃除してくれる
サディストの聖餐はここでも輝くカードだ サイドから入ってくるであろう殴打頭蓋なんかを抜いてやればもう勝ちはあと少しだ
モダンは様々なデッキがある
もちろんその殆どがトーナメント級であり、一番強いデッキなんかわからない
それでももし、僕が今選ぶベストなデッキと言ったら、間違いなくこのデッキを持っていくだろう
たまには元禁止カードの強さに溺れて、GPを蹂躙するのはどうだろうか?!(《集団疾病/Illness in the Ranks 》だけは勘弁な!!!!!!!)
編注 さちこさんが原文の八戸語で書いたものを日本語に直したものです 外国、またプロプレイヤーなどとこの翻訳は一切関係ありません
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